このごろは、左背中の腫瘍による痛みがひどく、朝起きて現実を直視するのがつらい状況にあります。というのも、夢の中では私は健常者。普通の人間として夢の中で振舞っているのですが、夢から覚めたら、背中の痛み、胸の痛み、そして左胸から常に生じる腐臭。。。この花咲き乳がんの腐臭って、なんと表現したらよいか、例えてみれば、チャーシュー麺のチャーシューの匂いにも似ています。。。そんなに人間にとって臭くて耐えられないというよりは、豚肉がスモークされていてその匂いが常に左胸から漂っているような感じです。。

　家の息子はまだ5歳なので、たまには私のひざに乗っかってお話をしたり、転寝したりしたい年頃なのですが、腐臭のせいで、息子にも「何、この臭い？」と気づかれてしまい、「乳がんの臭いだよ」とはっきり言うしかない状況になってしまいました。。主人もきっと、私の尊厳のために言わないだけで、まあ腐臭について気づいてはいるのだろうなと思います。。

　月曜日から9月21日まで約一ヶ月間、左胸に4回目の放射線療法が始まります。担当医によると、「同じ患者の同じ部位に、4回も放射線治療を行った前例はない。しかしこのまま左胸の乳がんが進展していくと、左腕を動かすことがまったくできなくなってしまうかもしれない」のだそうです。。

　だから何が起こるか副作用はまったくわかりませんが、ただ主により頼んで、すべてが良い方向に向かうことを信じて、医師の判断を信じて、治療を受けるのみです。

　
現在の左肩腫瘍の様子。これが直接ベッドや放射線機器の上に当たれば、さすがに痛い。6月に発見してからわずか2ヶ月でこの有様。やはりトリプルネガティブ乳がんは進展が早いです。。